A. 学生時代は基礎スキー部に所属していました。冬は有数のスキー場である志賀高原に来ていて、山ノ内町のホテルでアルバイトもしていました。そんな青春時代を送った志賀高原のある山ノ内町には、どこよりも親しみを感じていました。
Q.どのような理由で体験住宅を申し込まれましたか?
A. 社会人になってからも何度も訪れるほど山ノ内町が好きで、将来的な移住を見越して冬の間に一度リモートワークをしてみたいと思っていました。最初はマンスリーマンションを探していましたが、物件が長野市にしかなく、スキー場へのアクセスや費用面でメリットが少ないと感じました。しかし、調べていくうちに、暮らすやまのうちサイトを見つけ、自分の希望が叶う体験住宅に問い合わせて応募しました。山ノ内町での滞在は、社会人になってからも何度も訪れるほど好きな場所であり、リモートワークに最適な環境でした。
体験住宅は4〜5人家族でも十分使える間取りで、玄関も広々。2階には和室が2部屋。
Q.山ノ内町でリモートワークを体験してみたところ、どのような魅力がありましたか?
A. スキー場まで車で5分という距離が魅力的でした。リフトが稼働している間に仕事を抜け出し、戻ってから再び仕事に取り組めるので、自分のスケジュールを柔軟に調整できます。また、日常生活では意外と不便さを感じません。車があれば、市街地にすぐに行けますし、朝に雪が降っても、周りの人たちが協力して除雪してくれるので、自分ひとりで雪かきをする必要がないのはありがたいです。もちろん、自分の車周りの除雪は必要ですが、それはいい運動でした。笑
Q.体験住宅の感想は?
A. 単身での利用でしたが特に不満は感じませんでしたし、家族でリモートワークするのにも良いと思います。部屋数が十分であり、Wi-Fiの電波は家全体に行き渡っています。共働きの夫婦がここでお試しリモートワークをする場合でも、別々の仕事部屋を用意すれば、お互いの会議の音声が干渉しないので便利ですね。
A. 東京に比べて環境音が少なく、リモート会議でお客様に不快な思いをさせずに済むのは利点でした。また、東京では「この時間までに仕事を終わらせよう」と決めても、遅い時間まで働かざるを得ないことがありますが、こちらではスキー場のナイター営業時間だけは残業をせず、まだ仕事があったとしても20時以降にしていました。そんな「仕事→プライベート→仕事」というサイクルを回すことができたので、メンタル面でも良かったです。
A. ガイドをしていただいた行き先ざきで、ガイドさんの同級生に出会ったエピソードが面白かったです。ここ山ノ内町には「人」と「人」とのつながりがあることを垣間見れて、少し気持ちがほっこりしました。
Q.山ノ内町でのリモートワークで、理想と現実の大きな差はありましたか?
A. 以前から、当社のエンジニアの中には地方でフルリモートで働いているメンバーがいましたが、彼らが問題なく業務に対応している姿を目にしていました。私も山ノ内町の体験住宅でリモートワークを経験し、必要十分な住環境・インターネット環境のおかげで、彼らと同じように問題なくリモートワークができました。
標高2307m。横手山の山頂からはご褒美の絶景が待っていました。
Q.現在、山ノ内町への移住についてはどのようにお考えですか?
A. 今の自分の業務ではお客様の窓口となることもあるので今すぐには定住は難しいですが、リモートワークを活用し地域との関係を作って行きながら、完全移住も考えていきたいですね。
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オーダーメイドツアーの最後は箱山温泉で汗を流しました。
Q.リモートワークをしながら、役場のオーダーメイドツアーを体験してみていかがでしたか?
A. インターネットや雑誌では知ることができない情報を教えていただけたことは、とても良かったです。実際に何度も来たことがある山ノ内ですが、行ったことのないゲレンデやお店を案内していただき、ツアーを通して新しい発見がたくさんありました。現地の人から直接教えてもらうことは、体験としても最高だと思います。また、美味しいお店も紹介していただき、満足度も高いです!