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2023.03.29体験住宅を体験してみました

【スキー × リモートワーク】冬の山ノ内町で叶った、憧れのスキーライフ体験

 

体験者のお名前:北村 駿さん

お仕事:都内コンサルティング会社のマネージャー職

利用人数:1名

利用日数:14日間(2月下旬から)

体験住宅を知ったきっかけ:暮らすやまのうちのウェブサイト

 

 

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体験住宅をご利用中の北村さん。午前中にリモートでお仕事して、午後はお申し込みいただいたオーダーメイドツアーの開催日。 ツアーの合間にインタビューをさせていただきました。オーダーメイドツアーではご自身が目指す移住スタイルの「スキーが身近な暮らしの魅力」を中心にカスタマイズした内容でご案内します。

 

 

Q.そもそも、どうして山ノ内町を選ばれたのでしょうか?

A. 学生時代は基礎スキー部に所属していました。冬は有数のスキー場である志賀高原に来ていて、山ノ内町のホテルでアルバイトもしていました。そんな青春時代を送った志賀高原のある山ノ内町には、どこよりも親しみを感じていました。

 

Q.どのような理由で体験住宅を申し込まれましたか?

A. 社会人になってからも何度も訪れるほど山ノ内町が好きで、将来的な移住を見越して冬の間に一度リモートワークをしてみたいと思っていました。最初はマンスリーマンションを探していましたが、物件が長野市にしかなく、スキー場へのアクセスや費用面でメリットが少ないと感じました。しかし、調べていくうちに、暮らすやまのうちサイトを見つけ、自分の希望が叶う体験住宅に問い合わせて応募しました。山ノ内町での滞在は、社会人になってからも何度も訪れるほど好きな場所であり、リモートワークに最適な環境でした。

体験住宅は4〜5人家族でも十分使える間取りで、玄関も広々。2階には和室が2部屋。

 

 

Q.山ノ内町でリモートワークを体験してみたところ、どのような魅力がありましたか?

A. スキー場まで車で5分という距離が魅力的でした。リフトが稼働している間に仕事を抜け出し、戻ってから再び仕事に取り組めるので、自分のスケジュールを柔軟に調整できます。また、日常生活では意外と不便さを感じません。車があれば、市街地にすぐに行けますし、朝に雪が降っても、周りの人たちが協力して除雪してくれるので、自分ひとりで雪かきをする必要がないのはありがたいです。もちろん、自分の車周りの除雪は必要ですが、それはいい運動でした。笑

 

Q.体験住宅の感想は?

A. 単身での利用でしたが特に不満は感じませんでしたし、家族でリモートワークするのにも良いと思います。部屋数が十分であり、Wi-Fiの電波は家全体に行き渡っています。共働きの夫婦がここでお試しリモートワークをする場合でも、別々の仕事部屋を用意すれば、お互いの会議の音声が干渉しないので便利ですね。

 

体験住宅の裏に流れる小川にはフキノトウたちが顔を出していました。春になると山菜がたくさん顔を出します。

 

 

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 ガイドの案内で先輩移住者さんが昨年オープンした「食堂よろしき日」さんでランチ。こだわりが詰まった店内とメニューも魅力的。

 

 

Q.非日常や自然が近くにあることは、リモートワークでメリットがありましたか?

A. 東京に比べて環境音が少なく、リモート会議でお客様に不快な思いをさせずに済むのは利点でした。また、東京では「この時間までに仕事を終わらせよう」と決めても、遅い時間まで働かざるを得ないことがありますが、こちらではスキー場のナイター営業時間だけは残業をせず、まだ仕事があったとしても20時以降にしていました。そんな「仕事→プライベート→仕事」というサイクルを回すことができたので、メンタル面でも良かったです。

 

大人気の「豆腐とひき肉の豆腐丼」もちろん地元の食材を使っています。

 

 

Q.平日に近所でおでかけになられた場所は?(志賀高原でのスキー/温泉/遠望できる山の景色/美味しい/食べ物(やお酒) など)

A. 志賀高原・木島平・夜間瀬スキー場。あとは温泉ですね。 日用品の買い物は近くのツルヤやイオンで、1週間分を買い込んでいました。(体験住宅に自炊ができるキッチンがあるのはありがたかったです!)あとは車で10分のコンビニですね。

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日本で一番高い場所にある「横手山・渋峠スキー場」に到着。年によっては6月まで滑り込める超ロングシーズンが特徴。

 

 

Q.実際に山ノ内町でリモートワークをされる中で、町へのイメージは変わりましたか?

A. ガイドをしていただいた行き先ざきで、ガイドさんの同級生に出会ったエピソードが面白かったです。ここ山ノ内町には「人」と「人」とのつながりがあることを垣間見れて、少し気持ちがほっこりしました。

 

 

Q.山ノ内町でのリモートワークで、理想と現実の大きな差はありましたか?

A. 以前から、当社のエンジニアの中には地方でフルリモートで働いているメンバーがいましたが、彼らが問題なく業務に対応している姿を目にしていました。私も山ノ内町の体験住宅でリモートワークを経験し、必要十分な住環境・インターネット環境のおかげで、彼らと同じように問題なくリモートワークができました。

標高2307m。横手山の山頂からはご褒美の絶景が待っていました。

 

 

Q.現在、山ノ内町への移住についてはどのようにお考えですか?

A. 今の自分の業務ではお客様の窓口となることもあるので今すぐには定住は難しいですが、リモートワークを活用し地域との関係を作って行きながら、完全移住も考えていきたいですね。

 

 

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オーダーメイドツアーの最後は箱山温泉で汗を流しました。

 

 

Q.リモートワークをしながら、役場のオーダーメイドツアーを体験してみていかがでしたか?

A. インターネットや雑誌では知ることができない情報を教えていただけたことは、とても良かったです。実際に何度も来たことがある山ノ内ですが、行ったことのないゲレンデやお店を案内していただき、ツアーを通して新しい発見がたくさんありました。現地の人から直接教えてもらうことは、体験としても最高だと思います。また、美味しいお店も紹介していただき、満足度も高いです!

体験住宅、オーダーメイドツアーのご体験ありがとうございました。

 

 

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■田舎暮らし体験住宅“須賀川んち(すがかわんち)”の詳細はこちら

 

■移住体験オーダーメイドツアーの詳細はこちら

 

■食堂よろしき日

所在地:〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏2943−3 Googleマップ

電話:0269-38-1916

営業時間:12時00分〜19時00分(月・火曜日定休日)

 

■横手山・渋峠スキー場

所在地:〒381-0401 長野県下高井郡山ノ内町平穏7148 Googleマップ

電話:0269342600

URL:https://yokoteyama2307.com

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INTERVIEW

葛城さんご家族 リモートワーク×山ノ内町

TOPICS

暮らしを自由にデザイン古民家セルフリノベーション

温泉を生かした山ノ内町立かえで保育園

カリフォルニアの家庭の味を渋温泉でRiver Front Cafe & Bar

ローカルフードピックアップ信州食材の饗宴 L.A.Cheese Burger

空き家だった古民家をセルフリノベーションして暮らす葛城さんご家族。豊かな大自然と温泉に囲まれる山ノ内町に移住して4年が経ちました。
旦那さんの哲さんは、ウェブデザインの会社を、奥さんのあかねさんはオンライン国語教室を、それぞれ自宅で運営しています。
『自分たちらしさ溢れる暮らし』を叶えていく葛城さんご家族から目が離せません。
ほか、温泉を生かした町立かえで保育園のご紹介や、本場カリフォルニアの家庭の味を楽しめるRiver Front Cafe & BarさんのL.A.Cheese Burgerをピックアップ!

2024 Vol.1

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INTERVIEW

食堂よろしき日 藤田寛さん・紀世さんご夫妻

TOPICS

地元の手しごと陶芸

無添加にこだわるきっちゃん農園の果物ジュース

地域の学びを支える山ノ内町立蟻川図書館

ローカルフードピックアップ山ノ内と京都の融合 よろしき日定食

神奈川県出身の寛(ひろし)さんと京都府出身の紀世(きよ)さんの藤田さんご夫妻にインタビュー。
それぞれ野沢温泉の旅館で働いていて出会い、その後独立のため山ノ内町へ移住し、2022年の初夏に夫婦2人で「食堂よろしき日」をオープンしました。
コロナ禍を機に腰を据えて自分らしい暮らしをしたいと思うようになり、お店を開こうと考えたとき、不安だったのは資金のこと。そんなお二人の背中を押したのが、役場の支援でした。
ほか、移住や起業をサポートする町の補助金や、地域の学びを支える蟻川図書館をご紹介します。

2020 AUTUMN/WINTER

2020 AUTUMN/WINTER

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INTERVIEW

渋温泉食堂 gonki 岸田陽一さん・里佳子さんご夫妻

TOPICS

食材の宝庫山ノ内町

プロも唸るフードスポット道の駅北信州やまのうち

地域の文化を守る温泉街の”おてんま”

ローカルフードピックアップ信州黒豚肩ロースト自家製プルーン

移住後、渋温泉に食堂をオープンした岸田さんご夫妻にインタビュー。
青年時代を過ごしたフランス・アルザス地方と山ノ内町の共通点についてや、町での子育てのことを語ってくださいました。
プロ御用達の道の駅や地域の有志で行う温泉街の”おてんま”のことなどを紹介しています。

2020 SPRING/SUMMER

2020 SPRING/SUMMER

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INTERVIEW

里山ようちえん「おやまのおうち」代表 山崎龍平さん

TOPICS

山ノ内の自然と子育ての関係

暮らしを自由にアレンジ古民家セルフリノベーション

山ノ内の隠れ家カフェこみちcafe ソラチカ

ローカルフードピックアップ志賀高原発 ふきみそのピザ

東京から移住後、山ノ内町の里山に幼稚園を立ち上げた山崎さんにインタビュー。
自然の中での子育てのことや古民家リノベーションのことを語ってくださいました。
その他山ノ内町の隠れ家カフェ こみちcafeソラチカさんのお店紹介、山菜を使った料理の紹介など。