2021.03.30|先輩移住者の声,移住者ブログ・仕事
「この山ノ内町でしかできないりんご栽培がある。
山ノ内のりんごの美味しさをもっと多くの人に知ってもらいたい。」
そう語るのは、志賀高原の麓、長野県山ノ内町で、りんごや葡萄、桃などの果樹農園を営む 竹節政人さん。
町内にいくつかの果樹畑を持ち、県内外へ販売を手掛けています。
一度は地元である山ノ内町を離れ、会社員として働いていた竹節さん。
若い頃は「何もない」「つまらない」と感じていたそうですが、町の外で様々な仕事の経験を通し、山ノ内町の見え方が変わってきたと言います。
「ある時、スーパーの生鮮食品を担当している中で、山ノ内のりんごがいかに評価されていて、その背景として栽培環境がいかに素晴らしいかということに気が付いたんです。
今ならりんご農家としてやっていけるのではないか。と思いました。」
果物の名産地としても知られる山ノ内町
陽あたりがよく、朝晩の寒暖差が大きいこの地は、質の高い果物を育てるのに適していると言われています。
また、農業にとって重要な水は志賀高原から引いています。
地球温暖化の影響もあり、果樹栽培に必要とされる条件を満たした場所も変わりつつある今、安定的においしいりんごを届けていくには、この山ノ内町の環境は財産と言えるほど大きなものだと語ります。
山ノ内町の農業にあらためて魅せられた竹節さんは結婚を機に家族と共にU ターン。
お父様と共に農家としての第一歩を踏み出し、今では3人のお子さんを授かり、時には息子さんが収穫の手伝いしてくれることもあるのだそうです。
町には同世代のりんご農家が多く、共に学びながら、どのようにりんごを育てたら美味しくなるのかを日々研究されているそうです。
夢は「山ノ内のりんごの価 値を上げること」
品質の良さをもっと多くの人に知ってもらい、仲間と共に価値を上げていきたいと力強く語ってくれました。
「これからはどのようにりんごを売っていくか。どのように山ノ内をりんごの町として広めるかが課題です。」
青年会議所に所属するなど地域内での交流にも積極的に取り組む竹節さん。
山ノ内町の農業の未来を背負い、就農10年目の今日も美味しいりんご作りに励んでいます。
-移住して変わった働き方
「会社員として働いていた時とは違い、育てている農作物の事情を加味しながら、時間に縛られず、自分のペースで 仕事ができるのでとても良かったと感じています。」
家に帰れば子どもたちの顔も見ることができ、朝明るくなってから暗くなるまで、自然とともに働いているという感覚があるといいます。
標高が高く、周囲の山々や町の様子が一望できる竹節さんの畑。
日々町の景色を眺めながら働くことのできる最高の職場です。
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